SGカウントダウンコラム

PG1「第36回レディースチャンピオン」8月2日開幕 あと3日 ボートレースまるがめ

[ 2022年7月30日 05:00 ]

細川裕子(左)と浜田亜理沙
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◆浜田 呪縛解かれ夏の女王へ

 真夏の女王決定戦を前に浜田亜理沙の勢いがうなぎ上りだ。通算3度目の優勝となった13年9月の桐生女子シリーズ(現ヴィーナスシリーズ)以降、優勝戦32連敗。8年以上も栄冠から遠ざかっていた。しかし、今年6月の多摩川ヴィーナスシリーズを制覇。さらには2節後の津ヴィーナスシリーズであっさり5度目の優勝も達成した。スタートの安定感は欠けるが、旋回スピードは屈指の存在。特に道中で繰り出す全速ターンは一級品だ。長きにわたる呪縛から解き放たれ、肩の荷も下りたはず。G1初優出どころか、女王の座を手に入れても不思議はない。

◆細川 近況充実 念願G1制覇へ

 浜田が制した津ヴィーナスで優出した細川裕子も充実著しい。現在6節連続で予選突破。そのうち4節でファイナルまで駒を進め、前節の大村ヴィーナスでは優勝を飾った。レディースチャンピオンでも通算5優出の実績があり、第25回と第31回で準V。念願のG1タイトルはもはや手が届くところまで迫っている。まるがめで開催された第29回でも優出と活躍しており、水面相性も申し分ない。浜田と同じく、豪快かつ切れ味鋭いターンで勝負するタイプ。枠番不問で今大会も盛り上げてくれるだろう。

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