SG「第24回マスターズチャンピオン」18日開幕　あと3日　ボートレース若松

松井繁（右）と瓜生正義
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◆松井　相性抜群の水面で軽快

　そろって3月にフライングを切ってしまったが、かつて頂点を極めた2選手はやはり注目が必要。まずは現役最多のSG12Vを誇る松井繁だ。1月びわこBBCトーナメントで通算59回目のGⅠ制覇を達成。3月の平和島SGクラシックでも2、1、1着と順調なスタートを切った。しかし、予選最終レースでコンマ02の勇み足。優勝争いから一転、賞典除外となった。それでも終盤2レースも6コースから3着に入線。続く大村GⅠでも早いスタートを控えながら予選6位と底力を見せた。今回はSG5優出2Vを数える若松が舞台。相性のいい水面だけに軽快な舟足を引き出し、F持ちを補う可能性は十分にある。2号艇で出走するドリーム戦も目が離せない。

◆瓜生　地元で新たな勲章狙う

SG11冠の瓜生正義にとっても若松は切っても切り離せない場所だ。28年前にデビュー戦を迎え、3走目に初勝利。最近も1月の周年記念、2月の九州地区選と当地GⅠで優出を続けている。3月のびわこGⅡでFを切ったが、走り慣れた水面なら重い足かせにはならないだろう。ドリーム戦6号艇で始動する地元プレミアムGⅠで、福岡勢のリーダー格も担う選手会長が新たな勲章を狙う。