SG「第69回ボートレースダービー」25日開幕　あと3日　ボートレースとこなめ

瓜生正義（左）と守田俊介
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◆瓜生　大会最多V記録更新へ

　ボートレースダービー最多V記録の更新を狙うのが瓜生正義（46＝福岡）だ。2010、13、16年と3度のダービー制覇。1987、88、90年の覇者である今村豊（引退）に並び、トップタイの記録となっている。瓜生は昨年末、5年ぶり2回目のグランプリ制覇を成し遂げた。SG11Vは歴代3位タイ（1位は17Vの野中和夫（引退）、2位は12Vの松井繁。この記録もどこまで伸ばすか大いに楽しみだ。ただ、今年はまだ優勝がない。それでも賞金ランクは18日時点で14位とグランプリ出場圏内にはいるが、97年から積み上げてきた毎年V記録を途絶えさせないためにも、そろそろ優勝が欲しいところ。

◆滋賀勢筆頭　守田大会V3へ

　今大会の出場者では他に守田俊介（47＝滋賀）と丸岡正典（43＝大阪）がダービー2Vを誇る。守田を筆頭に艇界屈指のターン力を持つ馬場貴也、近年で急成長を遂げた丸野一樹、今夏のレディースチャンピオンを制した香川素子、さらに沢田尚也ら若手も成長と勢い抜群の滋賀支部。今回も守田、馬場、丸野の“三本の矢”で臨む。丸岡は9年ぶりのダービー出場。大会相性の良さを武器に存在感を見せるか。