SG「第69回ボートレースメモリアル」22日開幕　あと4日　ボートレース福岡

瓜生正義（左）と吉川元浩
Photo By スポニチ

◆瓜生　福岡SG3V主力担う

　69回目を迎えるメモリアル。今年は12年ぶりにボートレース福岡で行われる。11年の当地前回大会を制したのは地元の瓜生正義。1号艇で臨んだ準優12Rは2着に敗れたが、優勝戦は4コースのカドからコンマ00のタッチスタートを踏み込んで捲り切った。福岡では他にも09年オールスターと16年ダービーを制覇。当地SG3優出3Vと、ファイナル進出時は必ず優勝を飾っている。福岡通算勝率も今大会出場メンバー2位の7・55をマークしており、水面実績はトップクラス。走る選手会長が地元・福岡勢のリーダーも担う。

◆吉川　当地通算勝率1位誇る

　この瓜生を上回り、福岡通算勝率で1位に立っているのは吉川元浩だ。それも大幅に超える7・82。他の追随を許さない数字を残している。もちろん、大舞台での実績も豊富。当地SG優出は出場メンバー最多の4回を数え、07年グランプリと19年オールスターを優勝している。昨年10月のとこなめダービーを最後にSG戦線から姿を消していたが、先月の児島オーシャンCに復活。予選は突破できなかったものの節間2勝を挙げた。抜群の相性を誇る水面で、今度は20年の下関メモリアル以来3年ぶりとなるSG優出に挑戦する。