SGカウントダウンコラム

プレミアムG1「第10回ヤングダービー」19日開幕 あと3日 ボートレース下関

[ 2023年9月16日 05:00 ]

◆関 大会史上初2度目頂点へ

 選考期間(22年7月~23年6月)の勝率上位で争う初日12Rドリーム戦は1号艇から関浩哉、新開航、吉田裕平、高橋竜矢、仲谷颯仁、大山千広が選ばれた。注目は、18年大会でG1初出場Vの偉業を達成した関だ。出場選手の中でただ一人、G1で複数回の優勝(2V)。SGも昨年のメモリアルから今年のオーシャンカップまで8連続で出場し、そのうち5大会で予選を突破した。ヤングダービーも選考勝率トップだけではなく、前哨戦のG3イースタンヤングを勝ち抜いて優先出走。その実力は同世代の中で頭一つ抜けている。大会史上初となる2度目の頂点に立ち、再び歴史に新たな一ページを刻む。

◆仲谷 得意水面優勝で卒業へ

 同期で、同じくG1覇者の仲谷からも目が離せない。ヤングダービー初出場の17年大会でいきなり準優勝。その5カ月後には九州地区選(若松)を制し、デビューから3年3カ月でG1ウイナーの仲間入りを果たした。SG出場17回は出場メンバー中1位の数字。舞台となる下関でも最多の通算3Vを誇る。早くから頭角を現したが、29歳を迎えてヤングダービーは今回がラスト。好相性水面で持ち前の旋回力を発揮し、気持ち良く卒業する。

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