SG「第68回ボートレースメモリアル」23日開幕　あと3日　ボートレース浜名湖

原田幸哉（左）と平高奈菜
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◆原田　どのコースからでも

　昨年の蒲郡ボートレースメモリアルで、準パーフェクトVを飾った原田幸哉（46＝長崎）。今年も宮島オールスターを制し、2年連続5回目のSG制覇を果たした。今年はそのオールスターと、7月の芦屋一般戦の2V。優勝回数こそ多くはないが、賞金ランクでは2位の馬場貴也に500万円差をつけて首位を走っている。宮島オールスターは3コース捲り差し。芦屋は4コース差しと、共に1号艇以外での優勝。トップクラスのスピードターンを武器に、どのコースからでも優勝を狙う艇界の名スナイパーだ。浜名湖で行われたSGでは、04年のグランドチャンピオンを優勝。これも恵まれ決着ながら、4コースでの勝利だった。1年5カ月ぶりの当地参戦でメモリアル連覇を目指す。

◆平高　2度目のSG優出狙う

　平高奈菜（35＝香川）も、当地は20年にクイーンズクライマックスでG1初制覇を成し遂げた思い出深い水面。今年前半は5月までに4V。原田が優勝したオールスターでSG初優出と存在感を示した。22年後半に入り近況は「良くない」と話すが、2度目のSG優出で勢いを取り戻すか。

　当地SG覇者は原田以外に松井繁、坪井康晴、菊地孝平が参戦する。