PG1【第4回ボートレースバトルチャンピオントーナメント】12日開幕　あと4日　びわこ

石野貴之（左）と桐生順平
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◆石野　地元GP目標好発進を

　第3回までは11月下旬のチャレンジC直後に行われていたが、今回から1月に移行。賞金レースにおいての意味合いが大きく変わった。グランプリを目標に掲げるトップレーサーは、ここでスタートダッシュを決めたいところだ。

　今年のグランプリ開催地は住之江。やはり地元の大阪勢は力が入るだろう。中でも石野貴之は昨年の大村グランプリ、トライアル1stで敗退。シリーズ戦で優出はしたものの不完全燃焼に終わった。この屈辱を再び味わわないためには、トライアル2ndから始動できる賞金6位以内に入ることが近道だ。びわこはGⅠとGⅡを優勝した実績があり、水面相性は悪くない。持ち前の爆発力を生かして好発進を目指す。

◆桐生　戸田クラシック切符を

　1月開催となったことで翌年のSGクラシック出場権を最も早く手に入れられるシリーズにもなった。24年クラシックは戸田。埼玉支部の桐生順平も、ここで楽な立場を築いておきたいのではないだろうか。淡水のレース場を得意にしており、びわこ開催は好条件。実際に当地通算勝率は出場メンバー中トップの7・86をマークしている。当地3連対率も高く、枠番不問で舟券から外せない存在だ。