SGカウントダウンコラム

SG「第27回オーシャンカップ」19日開幕 あと3日 ボートレース尼崎

[ 2022年7月16日 05:00 ]

石野貴之(左)と魚谷智之
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◆魚谷 07年以来の復活V期待

 地元兵庫支部は魚谷智之と“イナダッシュ”稲田浩二の2人。前回大会(芦屋)は浜野谷憲吾が14年ぶりのSG制覇を果たしたが、07年以来の復活Vの期待がかかるのが魚谷だ。15年前の第12回(桐生)で2回目のSG優勝。続くメモリアル(蒲郡)で史上初のナイターSG連覇の偉業を達成して“新・艇王”と称賛された。マスターズ世代となって、エンジンとプロペラのマッチングの精度は高まる一方。前回の尼崎オーシャンカップ(12年)でも優出。地元SGは18年オールスター以来となるが、直前の多摩川で6枠から今年初Vを飾って弾みをつけた。

◆石野 10回目SGタイ獲る!

 “オーシャン男”と言えば石野貴之。記念すべきSG初優勝を飾ったのは第15回(10年まるがめ)のこと。第20回(15年三国)で2回目、第21回(16年鳴門)は優勝戦3コースから差し切って連覇した。これは石野にとって唯一の1号艇以外でのSG戴冠。大会3Vは“王者”松井繁の大会最多4Vに次ぐ実績だ。一時のスランプから解放され、5月の宮島オールスターで優出、6月の住之江周年記念V。強い石野が帰ってきた。昨年のクラシック(福岡)以来通算10回目のSGタイトルを獲りにいく。

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