SG「第49回ボートレースオールスター」24日開幕　あと4日　ボートレース宮島

西山貴浩（左）と毒島誠
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◆ファン投票1位・毒島　大舞台で存在感

　今回が初のファン投票1位の栄誉となった毒島誠（38＝群馬）。2万6575票の思いを胸に抱き、宮島に参戦する。毒島は22年後期適用勝率でも自身初の勝率首位を獲得。近況も5月の桐生（一般戦）こそ初日連勝後に途中帰郷となったものの、4月に多摩川（一般戦）で今年3度目のVと安定したハンドルさばきを披露している。今年最初のSG・大村クラシックは優出5着。G1も1月の芦屋周年Vと大舞台での存在感は十分だ。

◆2位・西山　昨年以上の成績を

　ファン投票2位は西山貴浩（35＝福岡）。西山は同じくファン投票で2位に推された前回大会が、地元若松での開催。気合十分だったものの、準優5着で敗退と悔しい思いをした。宮島は3Vと水面相性は悪くないだけに、前回以上の好成績を狙って今年も気合パンパンで臨むだろう。

　ファン投票で出場が決まる大会らしく近年、猛烈な伸びで捲り屋として人気上昇中の菅章哉（33＝徳島）と藤山翔大（31＝大阪）が当大会に初参戦するのも注目。菅と藤山は共に今年の大村クラシックが初SG。菅は5日目に4カド捲りで、藤山は初日イン逃げで水神祭。藤山は捲りでさらに2勝を挙げた。