SGカウントダウンコラム

SG「第58回ボートレースクラシック」16日開幕 あと3日 ボートレース平和島

[ 2023年3月13日 05:00 ]

桐生順平(左)と宮地元輝
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◆桐生 順風3回目大会制覇へ

 桐生順平は記念すべきSG初制覇となった15年尼崎、17年児島とクラシック2Vの実績。毒島誠と並ぶ関東地区の二枚看板として期待される。代名詞の全速ターンを昇華させて、グランプリ(GP)常連まで上り詰めた。SG優勝は17年GP以来遠ざかっているものの、比較的調子の波に左右されることなく、7点台後半から8点台のハイアベレージを残す。近況、昨年12月の下関、1月若松と周年記念2V。来年の地元(戸田)クラシックの出場権利を早々と獲得した。3回目の大会制覇へ、上昇気流、順風満帆と言える。

◆宮地 輝く旋回力SG2Vへ

 昨年末のGPシリーズでSGウイナーの仲間入りを果たした宮地元輝。優勝戦は3コースから、毒島と瓜生正義の間に、気持ちの入った捲り差しを突き刺した。ゴールの瞬間、スタンドに向かってその喜びを全身で表現。ファンのハートをがっちりつかんだ。3回目のSG出場で初優出V。登録番号(4445)は桐生と1つ違い。出世のスピードは違えど、独自のターン理論を築いて昨年9月の福岡周年記念でGⅠ初制覇とステップを踏んだ。平和島は一般戦ながら6コースから1V。コース不問の旋回で同期に食らいつく。

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