SGカウントダウンコラム

SG「第37回グランプリ」13日開幕 あと3日 ボートレース大村

[ 2022年12月10日 05:00 ]

白井英治(左)と菊地孝平
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◆白井 悔しい思いを胸に挑む

 グランプリ出場18人の中で今年、特に悔しい思いをしたのは白井英治と菊地孝平ではないだろうか。白井は5月のSGオールスターで優勝戦1号艇を手に入れたものの、原田幸哉の捲り差しに屈して2着。さらに8月のSGメモリアルでは優勝戦でFを切ってしまった。だが、気力を振り絞って臨んだ9月の地元G1徳山周年を制覇。この優勝賞金により、通算10回目のグランプリ出場が確定した。F休み中の参戦になるが、しっかりと己を磨き上げてくるはず。1号艇のトライアル(TR)1st初戦を逃げ切り、2nd進出に優位な立場を築きたい。

◆菊地 今年の借りGPで返す

 白井がFに散ったメモリアル優勝戦。1号艇で挑んだ菊地は3着に敗れた。それも地元の浜名湖でインからスタート立ち遅れ。F艇を言い訳にすることはできない内容だった。名誉挽回を懸けて挑んだ10月のSGダービーも、優勝戦1号艇を獲得しながら旋回ミスで3着。再び苦汁をなめる結果となった。それでもSG2優出で賞金を加算してランキング6位。チャレンジC不参加ながら、TR2ndからスタートするシード権を手に入れた。今年の借りは今年のうちに。菊地の逆襲劇が始まる。

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