自宅で絶叫「Ｄｏｎ’ｔ　ｄｒｉｌｌ　ｍｙ　ｎｉｐｐｌｅ！！！」

笑いがあふれる世界に早く戻りますように
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　新型コロナウイルス、怖いですね。皆さん、手洗い、うがい、しっかりしましょう！しかし、家にいる時間、何しようって思う人も大勢いますよね。僕は、自分で自分に宿題を作ろうと思いました。

　今まで読めてなかった本を読む。もう１冊読みましたよ。ケツカッチン・高山さんが書かれた「手のひらの赤ちゃん」。命の重たさ、健康という奇跡、親の愛でここまで育ててもらえたんだと改めて感じさせてもらいました。ぜひ一読ください。

　英語も覚えたいので勉強する。実現すれば世界で新喜劇ができます。もちろん、まずは乳首ドリルの英語バージョン。家で叫んでいます。「Ｄｏｎ’ｔ　ｄｒｉｌｌ　ｍｙ　ｎｉｐｐｌｅ！！！」

　でもね、問題があるんです。発音が外国の方に通じない。特にｄｒｉｌｌという発音が…。米国人の新喜劇の後輩ジャボリに習ったんですが、どうしてもｄｒｉｌｌがｔｒｅｅに聞こえてしまって「私の乳首を木でするな!!」になり、意味がわからなくなるんです。発音をこの機会に覚えたいと思います。

　まだあるんです。昔から長渕剛さんが大好きで、ギターだけは持ってたんです。部屋の飾りになってたんですが、いつか自分で作詞作曲もしたいと思ってますんで基礎だけはマスターしたいんです。でも、また問題が…ボク、歌が下手すぎてヤバいんです。昔、琵琶湖の外輪船ミシガンでのショーで琵琶湖周航の歌を披露したんですが、雑音過ぎて僕の前からお客さん、誰もいなくなりましたから！

　でもこの機会に自分の宿題やります。こんな時やからこそ、できる事を考え、乗り越えていきましょうね。劇場が再開しましたら、またお会いしましょう。

　◇吉田裕（よしだ・ゆたか）1979年（昭５４）3月29日、兵庫県高砂市出身。2005年、吉本新喜劇「第１個目　金の卵オーディション」に合格して入団。吉本総合芸能学院（ＮＳＣ）大阪校23期生で友近が同期。血液型Ｂ。