「奇抜」が代名詞だったくるよさん 「同じ衣装は着ない」がポリシー 部屋に500着以上

[ 2024年5月29日 05:12 ]

今くるよさん死去

派手な衣装でオリックス―ダイエー戦の始球式を行った今くるよさん(右)。左は相方の今いくよさん
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 くるよさんと言えば奇抜な衣装が代名詞だが、初期はごく普通の服装だった。先に衣装にアクセントを付けたのはいくよさん。テレビに出始めた時、くるよさんの強いキャラクターに負けないよう派手な衣装を着るようになった。

 それにくるよさんも合わせ、テレビ出演が増えるにつれエスカレート。いくよさんが憧れていた浅丘ルリ子(83)をイメージした衣装を着たのに対し、くるよさんは「面白さ」を追求。かぼちゃ形のドレスやちょうちんのように伸び縮みするスカート、鈴が100個付いた服などパンチのある衣装が製作された。ユニークなデザインにこだわるあまり、舞台上で胸が丸見えになるハプニングもあった。

 「同じ衣装は着ない」というのがポリシー。借金して衣装を作ったこともあった。500着以上になった衣装は、50平方メートルの衣装部屋を借りて保管した。

 全てはファンに喜んでもらうため。くるよさんは「登場した瞬間に“うわ~”という歓声が聞けるのが幸せ」と話していた。

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