キンプリ永瀬 初の弁護士役 主演映画で見せる他人に言えない過去ある男 役作りのため裁判傍聴

[ 2023年3月10日 08:00 ]

映画「法廷遊戯」に主演するKing&Prince永瀬廉(中央)と共演の杉咲花、北村匠海
Photo By 提供写真

 King&Princeの永瀬廉(24)が映画「法廷遊戯」(監督深川栄洋、11月10日公開)に主演する。五十嵐律人氏の同名小説が原作。ロースクールの学生だった3人の隠された顔が、卒業後に起こった殺人事件で暴かれるサスペンス。永瀬は「それぞれの過去と秘密が複雑に絡まり合い、最後まで目が離せない。どんな結末が待っているのか、見届けてもらえるとうれしいです」とアピールした。

 今作で弁護士役に初挑戦。撮影前には、役作りのために実際に裁判を傍聴した。「法廷での思わず背筋が伸びる空気感や緊張感を肌で感じ、より撮影が待ち遠しくなった」と振り返った。

 昨年1月公開の映画「真夜中乙女戦争」では東京を破壊する計画に巻き込まれている無気力な大学生、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では父との関係に悩む青年を好演。映画関係者は「グループでは明るいキャラで人気だが、影のある役をうまく演じて役者としての評価を上げた」と話す。他人には言えない過去がある男を演じる今作での演技にも注目が集まっている。永瀬も「自分も幼い頃は家の事情で引っ越しなど環境が変わることが多く、同級生にもなかなか心を開けなかった」と役に共感を覚えている。

 グループは、5月22日をもって平野紫耀(26)岸優太(27)神宮寺勇太(25)の3人が脱退。高橋海人(23)と2人体制となって初めて公開される主演映画となる。演技の技量を見せつけることで、新体制の起爆剤となりそうだ。

 ≪共演“友人”もワクワク≫主人公とともにロースクールに通っていた2人を杉咲花(25)と北村匠海(25)が演じる。杉咲は「皮肉で痛切な物語。独特でじとっとした空気感が、どんなふうに切り取られているのか、私自身も楽しみ」と期待。北村は「深川組で、友人の永瀬くんと杉咲さんが出演すると聞きすぐやりますと答えました」とオファーを快諾。「見ている人も自分の価値観を見つめ直せるような、自分の正義を問える映画」と語った。

続きを表示

2023年3月10日のニュース