三浦瑠麗氏の“友人”東浩紀氏 現状に同情しつつ「一般聴衆に向けて何らかの説明をするべきかと」

[ 2023年3月10日 07:57 ]

三浦瑠麗氏
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 批評誌「ゲンロン」編集長の批評家で、作家でもある東浩紀氏が9日、ツイッターを更新し、「友人」という国際政治学者の三浦瑠麗氏についての私見を連投した。

 「このアカウントはいつ消すかわからないものです。けれども三浦瑠麗さんについて短く連投します。彼女は僕の友人であり、ゲンロンに何度も登壇してくれた方でもあります」と切り出し、「僕は瑠麗さんだけではなく、今回逮捕された三浦清志さんとも何度かお話ししたことがあります」としたうえで、「夫婦の片方が片方の業務について全く不知というのは難しい主張だと感じます。それは即座に法的責任を意味するものではありませんが、ただ、瑠麗さんについては、今までの発言や立場との一貫性を考えると、一般聴衆に向けて何らかの説明をするべきかと感じます」と私見をつづった。

 さらに「瑠麗さんはゲンロンのトークショーにおいて、ノブレス・オブリージュという言葉を好んで発していました。高貴な立場には責任がまとう、という意味の言葉です。だとすれば今回の騒動についても、一般市民より高い説明責任が求められるのではないでしょうか」、「もしこの一連の騒動を『なかったこと』として乗り切り、業界の空気に頼って従来の仕事に復帰しようとしているのだとすれば、それは彼らに対して不誠実ではないかと思います」などと投稿。友人として、SNS上で批判にさらされている現状に同情しつつ、最後は「報道されている事案について一定の説明があるべきかと思います。友人として、彼女がノブレス・オブリージュを実践してくれることを期待しています」と呼び掛け、投稿をまとめた。

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2023年3月10日のニュース