【日本アカデミー賞】最優秀主演女優賞は岸井ゆきの 声を詰まらせ「身に余る賞をありがとうございます」

[ 2023年3月10日 22:36 ]

第46回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた岸井ゆきの(代表撮影)
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日本映画界の祭典「第46回日本アカデミー賞」の授賞式が11日、東京都内のホテルで行われ、最優秀主演女優賞は「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱監督)の岸井ゆきの(31)が輝いた。

 聴覚障がいがありながらプロとしてリングに立ったボクサー・小笠原恵子さんがモデルの役。約3カ月、ボクシングや手話の練習を重ね「ケイコ」として独自のスタイルを追求した演技が光った。

 岸井は20年に新人俳優賞を受賞しているが、初の最優秀主演女優賞に「身に余る賞をありがとうございます。私は映画が大好きなんです。本当にこの作品は、私が見たことのない景色を沢山、見せてくれました。劇場でまだやっているんです。ぜひ劇場で見てほしいです。それだけが私の望みです」と声を詰まらせていた。

 ほかの主演女優賞は、「さかなのこ」ののん、「PLAN 75」の倍賞千恵子、「流浪の月」の広瀬すず、「ハケンアニメ!」の吉岡里帆。

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