韓国戦もTBSが中継 テレビ関係者「野球に興味なかった人も見ている」WBC史上最高視聴率更新?の声も

[ 2023年3月10日 12:17 ]

<日本・中国>ファンの声援に応える大谷(撮影・光山 貴大)
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 10日の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド「日本VS韓国」を地上波で生中継するのはTBS。試合開始の1時間前から中居正広、新井貴浩氏、内川聖一氏、槙原寛己氏の布陣で放送する。9日に同局で中継された「開幕戦 日本VS中国」の午後8時9分~11時)の平均世帯視聴率は41・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、1月3日の箱根駅伝の復路(日本テレビ)の29・6%を大きく上回り、今年1位となった。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手兼DH」で出場。投げては4回1安打無失点、5奪三振で勝利投手、打ってもフェンス直撃の左中間2点二塁打など2安打で白星に貢献、テレビの前にもたくさんの人を呼び込み、クギ付けにした。

 WBCの視聴率では、第2回第2次ラウンド「日本―韓国」(09年3月20日)の40・1%を抜き、いきなり2位にランクイン。過去最高は第1回決勝「日本―キューバ」(06年3月21日)の43・4%で、1・5ポイント差。テレビ関係者は「今回は野球を見たことがなかった人まで大谷選手、ヌートバー選手、ダルビッシュ投手などスター選手を身近に感じて応援している」とこれまでになかった熱量を感じていることを語る。局内外から「ライバル・韓国戦は過去最高視聴率を記録するのでは」という声が出ている。

【WBCの高世帯視聴率】関東地区、ビデオリサーチ調べ
<1>43・4% 第1回決勝「日本―キューバ」(06年3月21日)
<2>41・9% 第5回第1次ラウンド「日本―中国」(23年3月9日)
<3>40・1% 第2回第2次ラウンド「日本―韓国」(09年3月20日)
<4>37・8% 第2回第1次ラウンド「日本―韓国」(09年3月7日)
<5>36・4% 第2回決勝「日本―韓国」(09年3月24日)

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