藤山扇治郎「小坊主役かと思ったら親鸞聖人!」はいだしょうこと夫婦役 京都南座で4月上演

[ 2023年3月10日 15:18 ]

京都南座の舞台「若き日の親鸞」の発表会見に臨んだ(左から)春本由香、三林京子、はいだしょうこ、藤山扇治郎、藤川矢之輔、須賀貴匡
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 舞台「若き日の親鸞」(4月10~29日、京都南座)の発表会見が10日、大阪市内であり、藤山扇治郎(36)、はいだしょうこ(43)らが登場した。

 浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の生誕850年、立教開宗800年の慶讃法要を記念しての舞台。親鸞役の藤山はオファーを受けた時「小坊主の役かと思ったら親鸞聖人だったんで驚きました」と明かし「皆さんイメージもあると思いますが、普通の僧侶とは違って、結婚をし、戒律を守るだけでなく、素直で実直で喜怒哀楽を出すところを一生懸命演じたい」と意欲を見せた。

 親鸞の妻・紫野役のはいだは「品のある、心優しい役を演じられたらいいですね」と抱負。京都南座の舞台は初めてで「母が京都出身で、通学の時に南座の前を通っていたそうです。母も喜んでる」と語った。

 ベテランの2人は会見で饒舌。藤川矢之輔(72)は「初めて南座に出たのが7歳の時、65年前」と笑わせ、三林京子(71)は「五木(寛之)先生の本を読んだら“太った女”と書いてあった。ダイエットしないで済むなと思った」と爆笑を誘った。

 作家・五木寛之氏(90)の「親鸞」青春編の初の舞台化。動乱の京都に生きる親鸞の青春が描かれている。他の出演者は須賀貴匡(45)、春本由香(30)ら。

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2023年3月10日のニュース