おおたわ史絵氏 旧統一教会による元2世信者会見の中止要求に「非常に侮辱した話だと思います」

[ 2022年10月13日 17:15 ]

 内科医で作家のおおたわ史絵氏が13日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元2世信者の女性が開いた会見をめぐる、教団側の中止要求についてコメントした。

 今も両親が熱心な信者というこの女性は、日本外国人特派員教会で行われた会見に出席。「生まれたころから自分の意思に関係なく礼拝参加や教義本訓読の強制、恋愛禁止などを教えられ、それらを破った場合、“地獄に落ちる”などと脅す教育を受けてきました」などと訴えた。

 他にも、幼少期から宗教行為を強制されたこと、両親の高額献金で貧しい生活を強いられて長くいじめ被害に遭っていたこと、アルバイトで貯めた約200万円を献金のために没収されたことなどを告白した。

 MCの宮根誠司から「精神疾患とかそういうことを、ご両親の話だとしても公の場で話さざるをえない状況を作るってことはいいことなんですか?」と聞かれ、おおたわ氏は「大いにプライバシーの侵害になりますよね。非常に侮辱した話だと思います」とバッサリ。「精神状態が不安定であろうが、どんな疾患を持っていようが、その人が主義主張を発表する権利というのは必ず保証されると思いますし、それを第3者が中止要請というのはまったく法的には意味がないと思いますし、権限も強制力もない」とし「全く失礼な話だと思います」と語った。

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2022年10月13日のニュース