「ちむどんどん」11月にスピンオフ放送決定!歌子&ニーニー主人公の2本 2時間特番 4兄妹トークも

[ 2022年10月13日 12:01 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」のスピンオフドラマ「ちむどんどん外伝 歌子慕情編」。歌子(上白石萌歌)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務め、9月30日に本編最終回(第125話)を迎えたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)のスピンオフドラマが11月に放送されることが13日、番組公式サイトで発表された。

 「ちむどんどんスペシャル」(11月12日後9・00~10・59=BSプレミアム、11月6日後0・00~1・59=BS4K先行放送)と題した2時間特番。スピンオフはヒロイン・暢子(黒島)の妹・歌子(上白石萌歌)を主人公にした「ちむどんどん外伝 歌子慕情編」(45分)、兄・賢秀(竜星涼)を主人公にした「ちむどんどん外伝 賢秀望郷編」(45分)の2本。兄妹を演じた4人が番組を振り返るトークコーナー「四兄妹ゆんたく」もある。

 歌子の智(前田公輝)への長年の想いを描く「歌子慕情編」。時は1972年、暢子が東京へ去った後、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)とともに沖縄・やんばるに残った歌子。歌子は智から家業の豆腐店の手伝いを頼まれ…。そして、歌子の前に東京から来た少女・凛(布施愛織)が現れ、恋のアドバイスを始める。

 賢秀がビッグビジネスを夢見ていた頃を描く「賢秀望郷編」。時は1975年、賢秀は久しぶりに故郷・やんばるに帰り、優子や歌子に迎えられるが、良子にいつものように意見をされて面白くない。一念発起して上京した賢秀は、横浜・鶴見で千恵子(筧美和子)と出会う。真面目に働き、千恵子と結ばれることを夢見るが…。

 スピンオフドラマの脚本は羽原大介氏、新井静流氏(本編の脚本協力)。演出は内田貴史氏、田中陽児氏。「歌子慕情編」の語りは上白石、「賢秀望郷編」の語りはジョン・カビラ。

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描いた。

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