「科捜研の女」進化した“大人の科学ミステリー” 沢口靖子“マリコ”キャラ変も「マイペース健在」

[ 2022年10月13日 05:00 ]

テレビ朝日系「科捜研の女2022」に出演の(左から)小池徹平、沢口靖子、内藤剛志
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 10月18日スタートのテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女2022」(火曜後9・00)の取材会が京都市内であり、主演の沢口靖子(57)、内藤剛志(67)と、新加入の小池徹平(36)が登場。そろって意気込みを語り、撮影エピソードなどを明かした。沢口は「いろんなものがリニューアルしました。新たなチャレンジをさせていただける。またマリコに息を吹き込むことができるんだといううれしい気持ちになりました」と意気込みを語った。

 京都府警科学捜査研究所が舞台。DNA鑑定、文書鑑定や画像解析など化学、物理を駆使して犯罪を解明する法医研究員・榊マリコを沢口が演じる。

 99年にスタートして今回が「season22」の長寿ドラマ。これまでもコミカルな役風、シリアスで真面目な役風と、マリコの性格も変わってきたが、今回はクールな大人に。「白衣の素材感やストレッチも変わりました。スッキリ感があるし、襟も細くなった。私服もシックな洋装。大人の女性の科学者という感じを出したかった」と沢口。服装だけでなく、現場も研究室、照明、カメラワークを一新。「クールでスピード感も」と内容もスタイリッシュ、ハイクオリティーな“大人の科学ミステリー”に生まれ変わる。ただ、マリコの中身は同じようで「追求心、探究心は変わりません。マイペースも健在です」と笑わせた。

 新加入の小池が演じるのは物理研究員の君嶋直樹。君嶋は京都環境生態研究センターから科捜研に転身してきたイケメンで、ひとり娘を溺愛する役柄。8月31日にクランクインしたがすぐに溶け込んだそうで、小池も「15、16歳で上京した時の転校生の気持ちを思い出しました。でも、居心地がよくて転校生の遠慮も一切ない。監督から『ずっといるみたいだね』と言われてうれしかった」と笑みを浮かべた。

 沢口は「少年漫画から飛び出てきたような爽やかな好青年」と小池の印象を語り、内藤も「3度目の共演だけど、お芝居がしっかりしてらっしゃる。一緒にやろうぜって感じ」と大歓迎だ。

 火曜午後9時からの新しいポジションでの放送。沢口は「科学は進化してます。作品自体も進化してきたことがこれまで続いてきた要因の1つ」と分析。内藤は「曜日も時間も変わるという新しいチャレンジをさせていただける。皆で力を合わせて前に進む。ワクワクした時間を過ごさせていただいてます」。小池も「ボクにとってもチャレンジ。刺激をいただいてる」と放送開始を楽しみにまっている。

 06年4月以来、16年半ぶりのプライムタイム枠(19~23時)での火曜ドラマ。同局では火、水、木曜の3日間連続9時台はドラマ放送となる。

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2022年10月13日のニュース