小林幸子 新潟県長岡市山古志地域「小林幸子田」で稲の脱穀作業 来年は「錦鯉」に参加を要請!?

[ 2022年10月13日 17:00 ]

新潟県長岡市の山古志地域の「小林幸子田」で収穫された稲の脱穀作業を行った小林幸子。山古志小学校の児童と。
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 演歌歌手の小林幸子(68)が13日、新潟県長岡市の山古志地域にある「小林幸子田」で収穫された稲の脱穀作業を行った。

 山古志小学校の児童12人が参加。子供たちと一緒に「豊作で出来も良い」(関係者)という稲を、次々に脱穀機にかけた。2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、小林は田植えや稲刈りへの参加を見送っていた。今年5月に3年ぶりに田植えに参加したが、この際は子供たちが参加しておらず、この日が3年ぶりの再会となった。「会いたくても会えなかったのでうれしい。みんな大きくなって、成長を感じますね」と目を細めた。6年生の小川深詩さんは「脱穀は難しかったけど楽しかったです。久しぶりに会えてうれしいです」と笑顔で感想を話した。

 地元新潟での稲作は2006年に開始。2004年の新潟県中越地震からの復興の象徴にすべく、稲作と地元住民との交流を続けてきた。「私にとってはライフワークですから。今の小学生は中越地震を経験していない。地震のことを語り継いでもらい、この大自然を誇りに成長してほしいです」と願った。

 観光需要を喚起する政府の「全国旅行支援」が11日にスタートし、新潟への観光客増加にも期待している。長岡市や隣接の小千谷市では錦鯉の養殖が盛んで、11月6日には「世界錦鯉サミット」(新潟市・朱鷺メッセ)も開催される。小林は「錦鯉の品評会や闘牛もありますし、もちろん新米がおいしい季節。ぜひお越しになってください」とアピール。錦鯉にちなんで「来年はお笑いコンビの錦鯉さんに田植えに来てもらいたいですね。私、呼んでみる!」とラブコールを送った。

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2022年10月13日のニュース