水谷豊主演「相棒21」 寺脇康文“相棒”復帰で初回17・3%の好スタート 前作超&今年民放ドラマ最高

[ 2022年10月13日 10:16 ]

テレビ朝日「相棒season21」で共演する水谷豊(左)と寺脇康文
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 俳優・水谷豊(70)主演のテレビ朝日「相棒season21」(水曜後9・00)が12日にスタートし、初回平均世帯視聴率17・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタートを切ったことが13日、分かった。個人視聴率は9・8%だった。

  全シリーズで2桁スタートで、常に高視聴率を獲得してきた同作。前シーズンも初回15・2%の好発進を切ったが、今回はこれを2・1ポイントも上回る好スタート。これは日曜劇場「DCU」(1月クール)の初回16・8%を上回り、今年の民放連続ドラマで最高の貫禄のスタートを切った形。

 前シリーズは最終回でも15・2%を記録するなど、全話13・3%の安定した強さを見せていた。

 「特命係」に所属する警視庁の警部・右京が、相棒とともに事件を解決する大人気刑事ドラマシリーズの最新作。今年3月までの前シーズンで、反町隆史演じる“4代目相棒”元法務省キャリア官僚の冠城亘(かぶらぎ・わたる)が卒業し、今シーズンから右京の初代相棒役を務めた寺脇康文が“5代目相棒”として復帰。寺脇は「亀山薫」役で2000年のプレシーズン第1弾から、08年のシーズン7まで出演。亀山として14年ぶりに復帰し、右京とタッグを組む。

 薫は曲がったことが大嫌いな熱血漢で、深緑色のフライトジャケットがトレードマーク。高校時代の友人の死をきっかけに、不正がまん延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住したため特命係を離れていた。

 初回は、南アジア「サルウィン」の反政府運動のリーダー・アイシャの来日パーティーで、右京は同国に渡っていた元相棒・亀山と再会する。そんな中、薫に「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」という脅迫メッセージが届く。当該の便には、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)も搭乗。到着までのリミットは4時間、右京と薫は脅迫者捜査を開始する。その矢先、思わぬ事件が起こり…という展開だった。

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2022年10月13日のニュース