“花束騒動”奥野卓志氏 井上尚弥の批判に謝罪「本物のスターに怒られたら返す言葉がない」

[ 2022年9月30日 21:20 ]

花束贈呈でメイウェザー(奥)に手渡さず花束を落としたごぼうの党の奥野卓志代表(撮影・島崎忠彦)
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 25日に行われた総合格闘技イベント「超RIZIN」で、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)への花束贈呈の場面で物議をかもしている政治団体「ごぼうの党」奥野卓志代表(48)が、緊急釈明会見を30日に配信し、プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)のツイートに謝罪した。

 奥野氏は朝倉未来-メイウェザー戦前の花束贈呈で、メイウェザー本人に花束を手渡さず、リングに投げつけたことから、会場のファンやSNSなどから批判が殺到していた。29日にはユーチューバー・ヒカルの動画内で「何より、朝倉未来選手とメイウェザー選手ですね。試合が始まる前の空気を汚してしまったことを、お二人に謝罪させていただきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べていた。

 この騒動に、井上もツイッターで反応。「エキシ(ビション)どうこうではなく 捨てられた花束を拾ったメイウェザーがカッコよ過ぎた…。俺なら確実に拾わん。。」と憤りを示し、「メイウェザーに謝罪したい気持ちになったのは俺だけじゃないはず、、」ともつづった。

 各方面から様々な批判の声が上がる中、奥野代表は井上からの指摘が特に響いた様子。「今回、多くの皆さんが“神聖なる四角いリングを汚した。日本の恥だ”と書かれていました。私は井上尚弥さんのような日本を代表する本物のスターにけしからんと怒られたなら、返す言葉が何もありません。ごめんなさい。ただ、本当にごめんなさい」と素直に謝罪した。さらに「自分が一生懸命取り組んでいることををバカにされたり、茶化されたり、汚されたりしたら、私も同じように腹が立つので、申し訳ありませんでした。ごめんなさい以外の言葉がありません」と続けた。

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2022年9月30日のニュース