「ごぼうの党」奥野卓志氏 花束騒動「投げ落とそうとは決めていた」けど「実は揺らいだ」

[ 2022年9月30日 20:59 ]

花束贈呈でメイウェザー(奥)に手渡さず花束を落としたごぼうの党の奥野卓志代表(撮影・島崎忠彦)
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 25日に行われた総合格闘技イベント「超RIZIN」で、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)への花束贈呈の場面で物議をかもしている政治団体「ごぼうの党」奥野卓志代表(48)が、緊急釈明会見を30日に配信。リングに上がった時の様子を振り返った。

 奥野代表は朝倉未来-メイウェザー戦前の花束贈呈で、メイウェザー本人に花束を手渡さず、リングに投げつけたことから、会場のファンやSNSなどから批判が殺到していた。29日にはユーチューバー・ヒカルの動画内で「何より、朝倉未来選手とメイウェザー選手ですね。試合が始まる前の空気を汚してしまったことを、お二人に謝罪させていただきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べていた。

 18年大みそかのメイウェザー-那須川天心戦で、メイウェザーの身勝手な行動に恨みを覚えたことが、今回の騒動の元凶だったという。試合前のバンテージチェックで、遅刻してきたにも関わらず、那須川のバンテージ巻き直しを要求したことに奥野代表が憤りを覚えたといい、「そのことによって、那須川選手は試合の前にアップをすることも出来なかったとYouTubeで語っています。私はこの件に関しても憤りを覚えたんですが、これがメイウェザーじゃなくて、日本人同士の選手だったらこんなことは許されるでしょうか?」と疑問を投げかけた。

 奥野代表は今回、イベントのNFTデジタルチケットを420万円で落札し、花束贈呈の権利を得た。「リングの上で君が代を歌ってる時にリングに上がって、この(近い)距離で相対した時に、リングのライトがまぶしくて、メイウェザーの目がはっきり見えたんですよ。数百億円持っている超スーパースターでありながら、目が泳いでいる。クラス全員からいじめられてる、いじめられっ子のような自信のない目をしていた」と回想。そのため、「花束を手渡しせずに投げ落とすことをやろうとは決めていたんですけど、実は揺らいだんですよ」とも明かした。

 奥野代表は、過去にメイウェザーが起こした暴行事件にも触れ、「3人暴行というのは、まぐれじゃなくてそういう人」とも言い放った。

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2022年9月30日のニュース