加藤シゲアキ 小説家デビューのきっかけは嵐の活躍「自分から何かをしなきゃなと思った」

[ 2022年9月30日 16:26 ]

「NEWS」加藤シゲアキ
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 「NEWS」の加藤シゲアキ(35)が30日、フジテレビ「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にゲスト出演。小説家デビューのきっかけについて先輩「嵐」の存在を明かした。

 NEWSとしてアイドル活動をする傍ら、2011年には「ピンクとグレー」で小説家デビュー。その後も作品を発表し、2020年発表の「オルタネート」では、第164回直木三十五賞の候補にも選ばれた。同作は第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞した。

 「もともと国語が苦手で、むちゃくちゃ理数系だったんです」と加藤。「高校3年生の時に、法学部に選んだんですけど、法学部に行くと論文とか書かないといけないから、文章を書く練習をしようと思って、国語表現という授業を取ったんです。その授業が書き方を教えるというよりは好きなことを書きなさいって授業で、全然教えてくれないで好きなことを書いていたら、先生が僕の文章を読んで花丸付けたんです。先生が楽しんでくれたのがわかって、その先生を喜ばすために文章を書いてたら、それでクラスでも“加藤の文章面白い!”って話題になって、“俺、意外と小説みたいのを書くのは向いてるのかも!”と思って。それで文章書くのも好きなのかなって(思った)」と文章を書くようになったきっかけを明かした。

 ただ、そこからなぜ小説家としてデビューすることになったのか。2003年、「NEWS」としてデビューした16歳だった加藤は「デビューは早くて、そこからが大変で、なかなか思い通りにいかないことが多くて、大学卒業する22、3歳ぐらいの時にすごく暇だったんです」と回顧。「仕事が全然なくて、他のメンバーは活躍していたりするし、何をしていいかわからないなと思っていた時に、嵐の皆さんが活躍されていて」と続けた。

 「メンバーがいろいろなことにチャレンジして、自分のポジションというか、活躍していたのを見ていて、大野(智)くんと仲良いんですけど、例えば、大野くんが個展をしたり、二宮(和也)くんがハリウッドに行った時の話でも、ご自身で事務所にオーディションしたいって言ってオーディションを受けた結果だったり、自分から何かをしなきゃなと思った」と嵐の活躍に刺激を受けたことを告白。「それまで、文章を書く仕事はエッセイとかはちょこちょこあったんですけど、いつか小説を書いてみたいという気持ちもあって、であれば、この時間があるタイミングで小説を書いてみよう、出るか出ないかわからないけどと思ってやったのが『ピンクとグレー』だった」と小説家でヒューのいきさつを語った。

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2022年9月30日のニュース