シバター「ヒカルって全く関係なくない？」　ごぼうの党代表の謝罪で「ヒカルの策略」指摘

シバター公式インスタグラム（@jtshibata）から

　登録者123万人を抱えるユーチューバー・シバターが30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。政治団体「ごぼうの党」の奥野卓志代表（48）が、総合格闘技イベント「超RIZIN」で元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（45＝米国）に花束を渡さずリングに落とした騒動を謝罪したことについて「マジで意味分かんなかった」と話した。

　奥野氏は29日、ユーチューバー・ヒカルのYouTubeチャンネルに出演し“花束投げ”を謝罪。メイウェザーと朝倉未来に対して「試合が始まる前の空気を汚してしまった」とし、「お二人に謝罪させていただきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と話した。

　シバターはまず、RIZINについて「神聖なリングだとかちゃんとしたものだと思ってない。所詮シバターを出すようなエンタメプロレス格闘技大会」としたうえで、メイウェザーVS未来戦は「さらにエキシビション。目くじら立てて怒ることはない」と見解を語る。その前提があったうえで、奥野氏の謝罪について「マジで意味分かんなかったです」とバッサリ。「何でヒカルのチャンネルなの？ヒカルって今回の件、全く関係なくない？」と突っ込んだ。

　奥野氏が謝罪すべき相手は「お金を払って現地に見に行ったお客さん、PPVを買った視聴者。もしくは大会を運営しているRIZINや両選手」だというシバター。「百歩譲って朝倉未来のチャンネルで謝罪をするなら分かる。ヒカルのチャンネルは全く関係ねえだろ」とし、「ごぼうがヒカルのチャンネルでヒカルの視聴者に対して謝るのはずれてる。意味分かんねえと思った」と繰り返した。

　奥野氏の謝罪の場を設けたヒカルは29日の動画の中で、「今回、奥野さんが本当に話したいこととかは“話さないでほしい”というふうに言いました。聞きたい人もいると思うんですけど、この場で言うことじゃないと思いました。まず、誠心誠意謝るのが大切だと思いました」と話している。

　シバターは、奥野氏がなぜあのような暴挙に出たのかを説明せず謝罪のみを行ったことについて「ヒカルの策略」とし、「そこで説明をさせたらヒカルに火の粉がくるから、リスクヘッジでそういう形にしたんだろう」と推測。そして「謝罪するなら最初からやるな！」と一刀両断し、「ヒカルの動画で謝ったことで底が知れた。謝罪せず堂々としているほうが今後の活動につながるのに」と奥野氏の行動に疑問を呈していた。