三遊亭円楽さん死去　笑福亭鶴光が追悼「ご冥福をお祈りします」

笑福亭鶴光
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　落語家の笑福亭鶴光（74）が30日、ニッポン放送「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」（金曜後5・30）に出演し、肺炎のためこの日、死去した落語家の六代目三遊亭円楽（さんゆうてい・えんらく、本名・會泰通＝あい・やすみち）さんに追悼の言葉を送った。

　番組では冒頭で訃報を伝え、円楽さんが8月に高座に立った際の落語も一部、紹介した。鶴光は「8月の中席は必ず（桂）歌丸師匠がトリを取って、亡くなって円楽さんが取るようになり、こないだ我々がトリを取って、円楽さんが3日間だけで出て、その後肺炎を起こして、無理して」と無念を口にし、「ご冥福をお祈りします」と結んだ。

　円楽さんは日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の大喜利メンバーとして長年、出演し、お茶の間の人気者となった。今年1月に脳梗塞を発症し、リハビリを重ねて8月に高座復帰していた。その後、軽度の肺炎を患ったが回復し、肺がんの治療を再開した矢先に帰らぬ人となった。72歳だった。