黒柳徹子 エリザベス女王との生前の会話明かす「光り輝く中に、女王様は立っていらした」

[ 2022年9月9日 17:27 ]

黒柳徹子
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 女優の黒柳徹子(89)が9日、自身のインスタグラムを更新。8日、滞在先の英北部スコットランド・バルモラル城で死去したエリザベス女王を追悼した。

 黒柳は、エリザベス女王が来日した際、英国大使館で会ったことがあるという。「たいへんお元気な方で、その日は、NHKや色々なところにいらした後だったというのに、生き生きとしていらした」と振り返った。

 そのとき「テレビのお仕事ですってね、どういう事をなさるの?」と聞かれ、黒柳は「女王様が羽田にお着きになって、皇居までいらっしゃるところを、中継いたしました」と会話したそう。さらに「うまくいったの?」と問われると、黒柳は「はい、女王様が上手におやり下さったので、うまくいきました」と回答。するとエリザベス女王は「あははは」と大笑い。笑うたび「生まれて見た事のないような大きくて美しい」という華美な装飾品や宝石が揺れ「まさに、燦然とは、こういう事を言うのだと思わせてくれました」と語った。

 黒柳によると、その後エリザベス女王とテレビのチャンネルについて話をしたようで「『あなたは、ご自分の放送されたものを見るの?』とおっしゃったので、『はい、家に帰ってビデオで録ったものを見ます』と申し上げると、『あら、お家に録れるのがあるの?』と、またびっくりしたようにおっしゃったので、『何時間でも録れる様になっております。』女王様は私に質問をなさりたかったようだけど、私の後ろに人が並んでいるので、大使が『そろそろ』とおっしゃったので、私は『失礼申し上げました』と言って、その場を去った。私の報告から女王様に、ビデオの録画できる機械と、日本で行動なさったニュースのテープを付けて、お土産に差し上げる、という事になった、と後から聞いた」と明かした。

 黒柳は「光り輝く中に、女王様は立っていらした。私は、英国系の女学校を卒業していたので、英国風の英語を習わされたけど、女王様は実に自然で、これが英国風です、という感じは全くなかった」と回想。「女王様ほど、正直で、お可愛らしくて、そして威厳のある方に、それ以来お目にかかっていない」とつづり、「人気がおありなのも、もっとも と、今も思っている」とエリザベス女王の死を悼んだ。

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2022年9月9日のニュース