尾木直樹氏　園児バス置き去り死亡事件で国に要望「三度悲劇を引き起こさない為にも…」

教育評論家の尾木直樹氏
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　“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏（75）が8日、自身のブログを更新。静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、通園バスに女児が置き去りにされて死亡した事件について語った。

　尾木氏は「3歳児の命を奪った幼稚園　重大事件として、園はもちろんですが　市の保育課、それに国の文科省にも深く掘り下げた分析をする必要があるように思います」と投稿。その理由には7日に開かれた増田立義理事長兼園長の会見を挙げて、「あの記者会見は異常でした。管理責任感ゼロ、担任・副担任とも『杜撰の極み』。もっと普段から園の異常体質に直面していたはずですーー何故、強力な行政指導に入らなかったのでしょうか?」と疑問を口にした。

　さらに尾木氏は「国も昨年の福岡の事故を教訓に・複数体制の確認・情報の共有など改善策を通知しているだけで、点検はしていたのでしょうか？『通知行政』に終わっていなかったでしょうか？」と指摘。「三度悲劇を引き起こさない為にも　国や行政、家庭、市民レベルでやれることは手厚く対処していきたいですね」と結んだ。