旧統一教会と親密…細田議長は「範を示せ!」　MBS三澤解説委員が怒り「記者が聞いても全く答えない」

　MBSの三澤肇解説委員（52）が9日、同局の情報生番組「よんチャンTV」（月～金曜後3・40）に生出演。細田博之衆院議長を厳しく批判した。

　細田氏は旧統一教会（世界平和統一家庭連合）との親密な関係が指摘されているが、自民党の所属議員と旧統一協会の接点を確認する調査においては、中立的な国会運営のため党籍を離脱しているとあって、調査対象にならなかった。

　三澤氏は細田氏について、「細田議長は以前も週刊誌疑惑があり、今回は旧統一教会系の団体の会合に参加して写真も残ってますけど、それについて私たち記者が国会で聞いても答えないわけですよ」と怒りをあらわに。「いつもいつも聞くんですよ。（記者が）『このままでは国会の信頼が地に落ちますよ』と言っても、全く答えない」とあきれ顔だ。

　ここでMCの河田直也アナウンサーが「知らんぷりしているんですか?」と聞くと、三澤氏は「その通りです。追っかけますけど全く喋らない」とキッパリ。「議長たるもの、まず範を示さなきゃいけませんよ。疑義があるんだったら、それを会見を開くなどして喋ればいいわけじゃないですか。それを議長がやってない時点でおかしい歯車になっちゃてるのかなという感じがしますけどね」と突き放すように語った。