間寛平が特殊詐欺被害防止啓発に尽力で大阪府警から感謝状 詐欺犯を「どついてやりたい!」

[ 2022年8月1日 16:58 ]

吉本新喜劇公演後に特殊詐欺防止啓発を訴える(左から)大阪府警生活安全部長・奈良沢光昭警視正、間寛平、府警マスコット・ふーくん、けいちゃん、川畑泰史、山田花子
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 吉本新喜劇GM・間寛平(73)は1日、なんばグランド花月(大阪市中央区)で、特殊詐欺被害防止啓発に尽力したとして、大阪府警から感謝状を贈られ「お袋も500万円だまされて返ってこんかった。一生懸命働いてコツコツ貯めたお金を奪った奴にホンマ腹立つ。だまし取ったお金で楽しくやってて、どついてやりたい。皆さんもだまされんように」と怒りを込めて訴えた。

 大阪府下では今年に入って巧妙な特殊詐欺が多発。大阪府警によれば、7月までに約1000件発生し、被害総額は約16億円に上るという。吉本新喜劇と大阪府警がコラボ。「特殊詐欺防止啓発キャンペーン」を展開し、7月26日からこの日まで川畑泰史(55)が座長を務めた特殊詐欺被害対策を練り込んだ新喜劇「特殊な村と特殊な親子愛と特殊詐欺」を披露。山田花子(47)、烏川耕一(49)、島田珠代(52)らベテラン勢が揃って、小さな村の高齢者への詐欺がテーマの公演。この1日が最終日となった。

 公演後、大阪府警生活安全部長・奈良沢光昭警視正から感謝状が寛平の手に。「笑いを交えた新喜劇で、皆さんが興味を持ってもらえたら」と奈良沢警視正も観客にお願いした。

 11日から寛平の特殊詐欺防止啓発ボイスが大阪府内の各商店街で流されている。また、18日からYouTube「吉本新喜劇チャンネル」でミニコントの動画も公開されている。

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2022年8月1日のニュース