巨額投資トラブルのTKO木本武宏「お詫び」文書発表 まだ「お答えできない事項が多く」…会見は「未定」

[ 2022年8月1日 19:53 ]

巨額投資トラブルの渦中のTKO木本
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 巨額投資トラブルが明らかになったお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)が1日、「お詫び」と題した書面を発表した。

 木本は「この度は大変お騒がせして申し訳ございません。また関係者に皆さまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。改めてお詫びいたします」と謝罪し、先月23日に松竹芸能を退所したことを改めて報告。そして「すぐにでも皆様の前でお話して経緯を話すのが、今までメディアという舞台でお世話になり、生活させていただいていた身としては責任であると考えています」としつつも、現在まで会見を行っていない状況について「この騒動の複雑性、解明と、関係者様の同意などを得ることに時間を要し、刑事事件への発展可能性などの観点から現在に至るまで行えていません。すぐに会見を開いてもお答えできない事項が多く、何のための会見なのかと思われることも想定しています。また会見を開くにも松竹芸能を退所しており、スタッフ人員がいない、またコロナ感染症対策からもすぐには行えない状況です」と説明。「徐々に解決の方向が見えてきている状況ですので本日、書面にてお詫びをお送りさせていただきました」と声明を発表した理由を説明した。

 そして投資トラブルの現在の状況について、7項目に渡って説明した。7項目の全文は以下の通り。

1.今回の騒動は FX 投資と不動産投資です。仮想通貨関連投資は一切ございません。

2.現在、資金を預けた A(FX)B(不動産)とは代理人弁護士を通じて返金交渉を行っております。最近になり両者とも返金計画が出されました。A(FX)に関しては、到底納得いくものではなく強く交渉し、刑事告訴を視野に動いております。B(不動産)に関しては具体的な回答であり解決の方向に向かっております。こちらとしては返金の信憑性・担保、連帯保証人の要求など詳細な部分での交渉を、期日を設けて交渉を続けております。

3.いくらの金額を預けて、どのような運用がなされていた事実があるのかどうかという部分も今後の観点から控えさせてください。共に無登録業者であることは調査し判明しております。

4.また今回関わった方々は誰か(資金を預けた先、私が紹介した人物)との質問も多く頂いていますが、一切お答えできませんし、今後もその方針です。また憶測など不確定な情報により全く関係ない方に取材が来たとの情報が寄せられています。ご迷惑をおかけすることになりますのでお控えいただけるようにお願いします。

5.なぜ、紹介しただけなのに、返金しているのかという質問もいただいております。この点はすごく疑問思われても仕方ないと思います。騒動が明るみにでて「TKO木本が関与している」と報道される怖さから、事態を早期に終息して世に出ないで欲しいという気持ちから立替返金という形で行いました。私の弱い部分でプライドを張りすぎて、いい恰好のままの自分を見せていたかったという悪い部分がこのような事態になってしまいました。

6.私から返金の原資ですが、私の資産売却や親戚・知人から借り入れ、返金に充てています。借入金額については公表いたしません。

7.今後の記者会見などの予定 冒頭にも記述させていただきましたが、事件の複雑性、他にも被害者がいるとの情報、コロナ流行など総合的な観点から今現在の目途は未定です。改めてご案内させていただきます。お待たせして申し訳ありません。

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2022年8月1日のニュース