テレ東「復讐の未亡人」 女性目線で描く嫌悪感のないエロス

[ 2022年8月1日 05:00 ]

テレビ東京「復讐の未亡人」。劇中で甘美でセクシーな復讐を繰り広げている松本若菜
Photo By 提供写真

 テレビ東京の“オトナ”なドラマが話題となっている。松本若菜(38)が初主演している「復讐の未亡人」(木曜深夜2・35)。過激なのはタイトルだけでなく、濡れ場は生々しく、何といっても松本の表情や動きがなまめかしい。

 原作は黒澤Rさんの同名漫画(双葉社)。愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るため、夫が勤めていた会社に契約社員として入社。夫を自殺に追いやった同僚一人一人に借りを返そうと、妖艶さと狂気を武器に“甘美でセクシーな復讐(ふくしゅう)”を繰り広げていくサスペンスだ。

 タイトルや濡れ場の過激さゆえ“ド深夜”の放送となったが、7月7日放送の第1話の無料見逃し配信は、放送後1週間で再生回数が120万回を突破。視聴者は女性が多いといい、山鹿達也プロデューサーは「女性が見ても嫌悪感がないエロスにしています。主人公がなぜここまでして復讐するのかという人間ドラマを女性目線で描けているのだと思います」と分析した。

 エロスだけでなく、主人公が復讐を成し遂げた時の痛快さからも目が離せない。ドキドキしてスッキリさせてくれる、そんな新感覚ドラマだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月1日のニュース