コールドクター丸山浩司氏　コロナの現状に「重症の人はそこまで多くは感じてはいないんですけれど」

東京・赤坂のTBS社屋
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　新型コロナウイルスに感染した自宅療養者ら多くの患者を往診しているコールドクターの丸山浩司医師が1日、MCを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）にリモート出演。新型コロナウイルスの感染が拡大している現状について言及した。

　丸山氏は「第5波同様に、医療機関も受診できない、また入院したくてもできないという状況になってきてしまったのが、医療に携わっている身としては凄く残念な状態というか、かなり危険な状態だなと感じている」と自身の受け止めを述べ、往診依頼がある世代については、「依頼がくるのは10歳未満のお子さんから、ワクチン接種が少し進んでいない20代から40代くらいのケースが多かったんですけど、先週くらいから高齢者の方にも広がって来て、全世代から依頼が来ていると感じています」と話した。

　また、自宅療養者について「第5波の時と比べていると、重症の人はそこまで多くは感じてはいないんですけれど、とはいえ一定数、ここ最近は酸素飽和度が低い方がいらっしゃって、なかなか入院できず酸素濃縮器を導入するというケースも見られているので、重症の方も出て来ていると感じています」と自身の見解を述べた。