「ちむどんどん」月曜から大事件!キャラ変・矢作さん、まさかフォンターナ権利証まで…利重剛が初登場

[ 2022年8月1日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第81話。突然フォンターナに現れたのは矢作(井之脇海)の目的は…(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は1日、第81話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第81話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。「アッラ・フォンターナ」に突然現れたのは、矢作(井之脇海)だった。いきなり退職届を出し、店に多大な迷惑を掛けた矢作が今さらどうしたのか。その矢先、フォンターナには大事件が巻き起こる。一方、暢子と和彦の結婚に反対する和彦の母・重子(鈴木保奈美)は何故か和彦の上司・田良島(山中崇)を訪ね…という展開。

 矢作の目的は受け取り忘れていた退職金だった。

 二ツ橋(高嶋政伸)曰く、噂によると、矢作は東京・麻生の一等地に自分の店を出したという。房子(原田美枝子)曰く、高家賃の物件を借り、過度な初期投資。「結構な借金」を抱えているという。

 重子は東洋新聞社編集局学芸部に乗り込んだ。田良島に「単刀直入に申し上げます。息子と比嘉暢子さんの結婚に反対してください」とお願いした。

 田良島が反対の理由を尋ねると、重子は「息子が不幸になります。家の格が釣り合いません。十分な理由です」。重子がフロアにいる全員に聞こえるように話をしたのは、以前、この職場で暢子がアルバイトをしていたためと田良島は推測。「自分が面倒な母親役を演じることで、あの2人は周りに迷惑を掛けていると罪悪感を抱く。すると、2人の仲はだんだんおかしくなる。そこまで計算して、わざわざ青柳の不在の時を狙って…」。重子は話を遮り「鋭いですね」と拍手した。

 暢子が出勤すると、前日の売上金と店の権利証が盗まれていた。房子は「私の見間違いかもしれないけど」と断りつつ、前夜遅く会合から店に戻ると、矢作に似た男を見かけたという。房子は口外を禁じた。

 翌日、暢子は三郎(片岡鶴太郎)の家を訪れ、三郎の妻・多江(長野里美)が貸してくれる披露宴用の琉装の着物に袖を通した。

 そして、重子がフォンターナを訪れる前日夜。コワモテの男たちが突如現れる。房子に会いに来たのは、月島の小さな会社・権田興業を営む権田正造(利重剛)という男。盗まれたフォンターナの「登記済権利証」を持っていた。

 権田は矢作に融資。元金はもちろん、利息の返済も滞った。「これを返済に充ててくれ」と矢作に泣きつかれたといい「退職金代わりに(権利証を)譲り受けた」と説明したという。矢作の店も家も、もぬけの殻。権田は権利証を1000万円で買い取るよう要求した。

 前回(第80話、7月29日)“キャラ変”して再登場したばかりの矢作が…。権田役の利重剛が初登場し、月曜から大事件発生。フォンターナは一体どうなる?

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