柳沢秀夫氏 パパ活疑惑の吉川議員をバッサリ “辞退”の意味「一度辞書で調べたほうがいい」

[ 2022年8月1日 21:27 ]

柳沢秀夫氏(2010年撮影)
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 ジャーナリストの柳沢秀夫氏(68)が1日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に出演。18歳の女子学生に飲酒させたと週刊誌に報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(40、比例東海)についてコメントした。

 吉川議員は、地元・静岡県富士市の記者クラブからの会見開催の要望書に対して文書で回答し、「本問題に関する私自身の考え方につきましては、全て私のブログにおいて公表したとおりです。今後の当方の主張は、法廷で明らかにしていく所存です。記者会見のご要望については辞退いたします」と表明。“雲隠れ”の指摘に反論し、「今後も衆院議員として国会の活動およびその政務について今まで同様、積極的に活動をしていく」と辞職の考えはないと伝えた。

 柳沢氏は「辞退」という表現について「一度辞書で調べたほうがいいんじゃないですかね、どういう意味なのか。明らかにこれは拒否ですよ。説明責任をしないということですから」とバッサリ。メーンキャスターのフリーアナウンサー・加藤綾子も「今置かれている立場で、なかなか辞退という言葉は使えないのかなと思います」と語った。

 辞職の考えはないという吉川議員に、柳沢氏は「吉川議員にはそれなりの権利がある」と前置きしつつも、「本当に国会議員としてふさわしいのかふさわしくないのかということであれば、ハードルは高いが国会の懲罰委員会で話をしたうえで最悪の場合、除名という手続きもできます。ただこれは出席議員の2/3ということで非常にハードルが高いし、やたら行使すると少数の意見を封殺することにもつながるので慎重であるべき」と言及。

 そして吉川議員が「積極的に活動をしていく」と宣言したことには「人前に姿を見せずにどうやって活動していくのか大いに疑問」とし、「比例という選挙の仕方にも問題があったなと思いますけど。いずれにしても有権者、国民が判断するしかない」と続けた。加藤アナが「国民のためというより、自分のために活動していくという宣言に見えませんか?」と聞くと、柳沢氏も「自分を守るための活動というふうにしか聞こえない。そう言われても致し方ない状況だと思いますね」と私見を語った。

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2022年8月1日のニュース