TKO木下隆行「ホンマにアホや…」投資トラブル&退所の相方・木本に初言及、騒動謝罪「情けないコンビ」

[ 2022年8月1日 20:15 ]

TKOの木下隆行
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 お笑いコンビ「TKO」の木下隆行(50)が1日、自身のYouTubeを更新。巨額投資トラブルが明らかになり、所属の松竹芸能との契約を終了した相方・木本武宏(51)に初言及した。

 冒頭、「今回は相方、TKO木本が世間をお騒がせしまして、すいませんでした」と相方の騒動を謝罪し頭を下げた。

 そして今回の動画についても「終始“誰が何を言うとねん”と言うような動画になると思いますが、30年間の相方として14歳からの友達として僕から発信できること、僕が感じてることを皆様に伝えることが礼儀だと思いこの動画にさせていただきました」と説明した。

 「本当に情けないコンビです」と話し始め、「TKO2人とも不祥事を起こして、お世話になってた松竹芸能を退所しなければならなくなってしまった事を情けなくカッコ悪い状況だと思っています。ファンの皆さんすいませんでした」と謝罪した。

 とある日に木本から「ゆっくり落ち着いた状況で電話して」とLINEが届いたという。木下が電話すると今回の巨額投資トラブルについて聞かされた。「正直、真っ白になりました…勝手に木本は松竹にいるんだろうなと思ってましたし、松竹の顔というか存在だったのは間違いなくて聞いた時は信じられなく思いました。だけど木本が責任を取る形が退所と聞きました」と話した。20年にパワハラ問題で木本に迷惑をかけていたため「言葉が出てこなかったのが正直なところです」とつづけた。

 木本は木下を松竹芸能に戻してTKOを復活させることを熱望していた。そのため先輩や後輩たちや社員と話し合いを設けていた。「復活のために頑張ってくれていました。そして戻ってもう一度、コントをやってキングオブコントにもう一度チャレンジしようとも話していた」と語り、その矢先での巨額投資トラブルが明らかになったためショックだった。「一番悔しがっていたのは木本本人でした。偉そうに木下を戻そうと言い続けてきたことを“ホンマごめん”と僕に謝っていました。

 そして今回のトラブルについても「ホンマにアホやなと思いました。自分一人で投資に失敗して後悔や反省する人もたくさん居ると思います。でも“人は巻き込んではいけない”と伝えました。ましてや2人の方から詐欺にあって、反省できてないことを本人も後悔してました」と言及した。

 仲介料をもらったかどうかについても何度も木本に聞いたが「もらってない」と否定した。なぜ人を巻き込んだかについても「お節介やと…みんなで儲かると思ったから勧めてしまった」と木本は話した。それを聞いた木下は「アホちゃうか。そんなこをあらへんやん。人を巻き込んで何を言うてんねん」と思った。しかし擁護する意味ではなく「僕の周りの人たちや僕自身も含めてめちゃくちゃわかるんです。木本って本当にお節介です」と話した。

 ここで過去に木本が化粧水を木下も含めてメイクさんなど合う人たちに勧めるほどお節介な人物であるエピソードを明かした。「これが投資という大きい形になって勧めてしまったのかなと。今となってはもっと止めれたのかなと思って反省してます」と自身の言動についても反省した。

 そして今後の「TKO」というコンビについても話し合ったという。木下は「これからTKOをやっても返せるお金ではないかもしれないけどどうする?」と聞くと木本は「もう一度TKOを復活させたい」と答え、さらに「復活してこのままTKOをやりたい」と言ったと明かした。

 木下が不祥事を起こした時も木本は「TKO」という文字を残していた。「僕はそれがあったから前に進めましたし、頑張れました。腐らずにYoutubeも出来ましたし、僕なりに人脈も作っていたのは木本が“TKO”という文字を残してくれたからだと思っています。なので今回も“TKO”という形も残してやっていきたいと思います」と今後も「TKO」としてやっていくと語った。

 さらに「僕自身も信頼を取り戻せてない中でTKOとして何ができるのか、何を始められるのかを話し合いました。情けない、カッコ悪くて松竹を退所した2人でありますがこれからもう一度、皆さんから信頼を取り戻せるように木本を信じて、僕自身も頑張って2人でTKOをやっていきたいと思います」と表明。最後に「これからも木本武宏、木下隆行のTKOをよろしくお願いします」と頭を下げて動画を締めた。

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