古市憲寿氏 小池都知事“夏休みの移動自粛求めず”に「世界中の国がほとんど国境を開けている…」

[ 2022年8月1日 10:03 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都の小池百合子知事(70)が7月29日の定例記者会見で、夏休みの旅行やお盆期間の帰省を巡り「“県境をまたがないでください”ということは申し上げない」と述べ、新型コロナウイルス感染防止策として移動の自粛を求めない意向を示したことについてコメントした。

 都はお盆期間中の対策として、8月5~18日にJR東京、品川、上野、池袋、新宿の各駅と、バスターミナル「バスタ新宿」の計6カ所に、臨時の抗原検査会場を設置。小池氏は「高齢者や基礎疾患のある方と面会する場合は、事前に検査を」と呼びかけた。政府が発表した「BA・5対策強化宣言」については「制度の詳細や効果を精査した上で判断したい」とした。

 古市氏は「2022年になって世界中の国がほとんど国境を開けているわけですよね。それで飛行機もバンバン飛び交っている状況の中で、さすがに日本国内、国中のいろんなエリアでコロナが流行しているわけで、そこでさすがに都道府県で止めないということを言うのは、小池さんでも無理があったんじゃないかって思うんですよね」と言い、「そもそも規制ってコロナ関係なしに本当に8月半ばにみんながしなきゃいけないかって、そういうこともなくて、別に毎年渋滞とか起こるわけじゃないですか。だったら本当は休みたい時期にいいタイミング、お互いに調子がいいタイミングで行った方がいいと思っていて、別にコロナじゃなくてインフルエンザとかさまざまな感染症って、うつるリスクがあるわけじゃないですか。だからこれは個人の判断でいいんじゃないかなと思います」の自身の考えを話した。

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