岡村隆史「ダウンタウン」生漫才の衝撃 出番前の本人たちは…舞台裏明かす 「泣いてはった」大物芸人も

[ 2022年4月8日 09:54 ]

「ナインティナイン」の岡村隆史
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(51)が、7日深夜のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」に出演。今月2、3日に出演した吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」を振り返った。

 大きな話題となったのが、「ダウンタウン」による劇場では31年ぶりとなった漫才。

 岡村は「ダウンタウンさんも出はるから。何しはんねやろなと。漫才しはるのか、出番表書かれてるんやけど、最後30~40分持ち時間あるんですけど、ダウンタウンとしか書いてない。内容も書いてない」と出演者も内容がわからない状態だったという。

 「お昼過ぎにNGK入って、ダウンタウンさん入ってはるっていうから、あいさつ行って、アホのフリして聞こうって。何しはるんですかって」と勇んで楽屋あいさつに向かったが、「浜田さんにおめでとうって言われて。で、何しはるんですかって聞いたら『打ち合わせしてくれへん、知らんでもう』って」とため息をついていたという。

 さらに「松本さんにもおんなじ質問して。漫才しはるんですかって聞いたら『うーん…』って。あんまり長居したらアカンと、すぐ出て、駐在さんの衣装に着替えて。ダウンタウンさん出番と教えてもろて降りていったら、もう下手の袖がうわーって人がおって、前にいかれへんわけ。見えない。芸人さんが囲んでて、ほんまに見えなかった。どこにおんねやって。で、ぱって横見たら浜田さんがいて。『打ち合わせしてないねん、してくれへんねん…』って」と直前になってもため息をついていたという。

 「出囃子を十分流して出ていきはって。一斉に袖に(芸人が)ガーって寄って。作家さんがぐわーって押してくれて最前列で見れた。今田さんが一番近くて、その真後ろで。見れない人は裏まわって、上手まで行って。今田さんも立ったまま手を前に組んで見てたわ。俺の方から上手が見えて、最前列に木村祐一さんがいて、やっぱり手を前組んでる。背筋伸ばして見てはったわ」と緊張感をみなぎらせながら漫才を見ていたといい「今田さんは泣いてはった。なんでかわからへんねんって、なんの涙がわからんって。ダウンタウンが漫才してるってそれだけで涙出てきたんやって。すごいやろ」と興奮気味に回想。

 相方の矢部浩之は「テレビで見てた俺たちとは違う何かがあるんやろね」とうなずくと、岡村は「お客さんも緊張してた感じ。ダウンタウンさんが漫才するって緊張感も凄いあった。えぐかったなあ。初めて見たから、いや、凄えなあって。自分で笑ってええかもわかんないっていうか、変な感覚。凄かったなあ。どういう見方していいかわからへんかったわ。凄い間近で、見たことないから、ダウンタウンさんこういう漫才なんやと。ビデオとかでは見たことあるけど、今の漫才はこんなんなんや、凄い瞬間におるなあって」と興奮冷めやらぬ様子。

 さらに矢部は「ダウンタウンさんの特番に呼ばれるようになった時の緊張感を思い出すよね」と語ると、岡村は「2人とも声でか!って思うよね。めちゃくちゃ声大きいし。センターマイクももしかしたらダウンタウンさんだけなんじゃないかな、サンパチマイク。コロナになってから一回ずつ消毒して置きに来るけど、あの時だけちゃうかな、センターマイクが下からびゅーっと出てくるの。ええ瞬間に立ち会えたなと」と感慨深げだった。

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2022年4月8日のニュース