「いきものがかり」水野良樹 「ゆず」は「生みの親。ゆずさんの存在がないと、僕ら結成もしていない」

[ 2022年4月8日 21:24 ]

「いきものがかり」の水野良樹
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 音楽ユニット「いきものがかり」の水野良樹(39)が8日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」春の2時間SP(金曜後8・57)にVTR出演し、男性デュオ「ゆず」の存在について語った。

 今年でデビュー25周年を迎えた「ゆず」と同じ神奈川県出身の後輩ミュージシャンの水野。「ゆず」との関係について聞かれると「(いきものがかりの)生みの親です」と笑った。「ゆずさんの存在がないと、僕ら結成もしていない。ましてや路上ライブもしていない」と存在の大きさを語った。

 ゆずの影響で高校1年生の時に昨年脱退した山下穂尊さんとともに路上ライブを始めた水野。当時について「同じようにゆずさんに憧れて路上ライブをスタートさせた人たちがたくさんいて、僕らの地元の神奈川県の海老名厚木でも、同じ駅に7組、8組とか、男性2人組がいて、みんな同じ曲やっていた。その中の1組でしたね」と振り返った。

 水野は「ゆず」の思い出の曲に「サヨナラバス」を挙げた。「コピーとしてすごい。サヨナラバスですよ。じゃあすごく難しい言葉かというと、そうじゃない。言われたら誰でも思いつきそうな気がするし、すごく上手いこと言ったねってっみんなが言うほど、こねくり回してるわけじゃないけど、あそこに辿り着くってすごい」と敬愛した。

 さらに「『サヨナラバス』って歌い出しただけで、この歌がどういうストーリーを辿って行こうとしているのか聞いた人は頭で考えなくても『あ、別れが始まるんだ』とか」と曲のすごさを口にした。また「サヨナラバス」の影響を受けて「KIRA☆KIRA☆TRAIN」という曲を作ったことも明かした。

 「サヨナラバスみたいなものを想像して、その世界観みたいなものに影響を受けて。僕らの場合は列車ですけど。別れたり上京したり、いろんな人生の印象的なシーンをアコースティックだけど、ちょっとアップテンポで切なげにっていうようなところは憧れて作った」と語った。

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