小室淑恵氏 “制服届かず騒動”に「制服の在り方自体をこれをきっかけに見直してもいいかなって」

[ 2022年4月8日 13:21 ]

フジテレビ社屋
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 働き方改革のコンサルティング企業「ワーク・ライフバランス」社長で、内閣府「子ども・子育て会議委員」を務める小室淑恵氏が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京都の多摩地域を中心とした中学や高校で入学式直前まで制服が届かないトラブルが相次いだことに言及した。

 制服を受注した衣料品販売「ムサシノ商店」(東京都武蔵野市)は朝まで配送作業を続け、田中秀篤社長は「ご心配、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ない。一刻でも早くお届けしたい」と報道陣に述べた。受注した約3万人のうち、7日午前0時時点で100人余りに配送できておらず、入学式会場に届けるといった対応を取った。配送遅れの理由に、受注予想が外れたことや物流倉庫の管理に不備があったことなどを挙げ「予定と違うことが少しずつ起きた」「私が否定されるのは全然構わないので、ムサシノの制服っていうものは愛してもらいたい」などと話した。

 7日に子供が入学式だったという小室氏は「親の気持ちになると、入学式という看板の前で一緒に写真を撮るというところに向けて、ちょっと絶望しただろうなと。そこに長蛇の列で並んで写真を撮っていく形ですので。できれば後日、学校としてもう1度、看板を掲げて、きょうもう1度撮影できますよっていう日を設けてあげるだとか、思い出がちゃんとつくれるという救済措置をしていただいたらいいかなとも思います」と言い、「よく考えると日本の制服って本当に高くて、一式で5、6万円して意外と動きづらくて洗濯も大変でっていう、この時代なのに均一的でということを考えると、もう少しフレキシブルなスタイルで学校に通えるっていうふうに、ちょっと制服の在り方自体をこれをきっかけに見直してもいいかなって思ってしまいました」と自身の思いを話した。

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2022年4月8日のニュース