寛平GM感無量「思ってた以上に頑張ってくれてうれしい」セカンドシアター新喜劇こけら落とし公演

[ 2022年4月8日 22:00 ]

「セカンドシアター新喜劇」のこけら落とし公演に出演した(前列左から)信濃岳夫、間寛平GM、すっちー、諸見里大介、(2列目左から)鮫島幸恵、高関優、音羽一憲、佐藤太一郎、森田まりこ、(後列左から)川筋ライラ、よこっちピーマン、住吉大和、筒井亜由貴、松元政唯
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 吉本新喜劇から新スター輩出を目指す「セカンドシアター新喜劇」のこけら落とし公演が8日、大阪ミナミの「YESTHEATER」で開催された。新喜劇GMの間寛平(72)は「皆、大丈夫かと心配してたけど、思ってた以上に頑張ってくれてメチャメチャうれしい」と感無量の面持ちだった。

 2月にGMに就任した寛平のバックアップの下、将来の新喜劇を背負って立つスターを見つけ出し、育成するのが目的。座長候補の信濃岳夫(39)、諸見里大介(40)がリーダーとなり、森田まりこも中心に立った。だが、他のメンバーは若手ばかり。だが、ツメ痕を残そうと必死な姿に、寛平GMも手応えをつかんだようだ。

 特別出演では、アドリブで大暴れした寛平GM。それでも、若手を褒めているばかりではなかった。舞台ソデでは「お客さんに背中を向けるから顔が見えてない」「横を向いてばかり」と注意も。「気づいたことを言ってるけど、なかなか動けない。まだ、いっぱいいっぱい」と厳しい言葉も口にした。ゲスト出演した座長のすっちー(50)も「完成度高いものを目指すのではなく、失敗してもいいからいろいろ自分が持ってるものを出してほしい」と若手に期待を寄せた。

 リーダーを任せられた信濃は「いつもは先輩やベテランの力をお借りしてますが、今回は自分たちが一番上で、若手を引っ張っていかなければならない」と大変な役回りに必死の形相。杖を振り回した寛平GMの首をしめて絡んだ諸見里は「師匠がパワフルで、殺すしかないと思った」と笑いを誘い、「まだまだやれるか不安ですが、もっと面白くできます。進化させたい」と若手の先頭に立ち、また自身も座長就任を目指す決意を語った。

 こけら落とし公演は8~10日まで。9、10日には「寛平GM杯争奪ネタバトル」が開催される。また、セカンドシアター新喜劇は22~24日、5月6~8日、同27~29日に「YESTHEATER」で開催を予定している。

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2022年4月8日のニュース