かたせ梨乃　96歳父、95歳母が施設に　「余裕ができて」気づいたこと　「暮らしにくかったんじゃ」

かたせ梨乃
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　女優のかたせ梨乃（64）が8日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。高齢の両親が施設に入ったことで気づいたことを明かした。

　64歳となったかたせの父は元商社マンで96歳、母は専業主婦で95歳。5年前から施設に入っているという。

　以前は両親の老いを認めることができず、「うまくいかないとそのストレスをぶつけちゃってた」というかたせ。両親が施設に入ったことで、「ちょっと余裕ができて待ったりとか、いろんなことを考えられるようになったので、その分違うことが出来るように。接し方が」となったとした。

　新たに気付いたこともあった。両親のマンションは「今でも戻れるようにしてあるんですけど。食事に帰って来てもいいなと思って」と話したが、「私は80を過ぎた両親に優しくなかったなって感じるのは、片づけをしていて老人の暮らしやすい部屋じゃなかったんですよ。私がとってもオシャレに作っちゃってたんですよ。お部屋を」と反省した。

　両親は文句も言わず、「素敵なお部屋」「ありがとう」などと話していたというが、「もしかしたら暮らしにくかったんじゃないかな。もっと老人が暮らしやすいように作ってあげたら良かったかな」とかたせ。ベッドを買う際、母は高さがある方がいいと言った理由なども年齢が上がったこともあり理解できるようになったとし、「もっとこういうふうにしてあげれば良かったってことはいっぱいあるんですけど。ただ2人ともおかげさまで自分でご飯食べたりとかおしゃべりしたりとかできる、まだ元気にがんばってるので、今からでも遅くないなって言うのがあります」と前向きに話した。