小室淑恵氏 高野連が球児&ひこにゃん写真で方針転換「PRすべきものはちゃんとできるような態勢に」

[ 2022年4月8日 08:57 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 働き方改革のコンサルティング企業「ワーク・ライフバランス」社長で、内閣府「子ども・子育て会議委員」を務める小室淑恵氏が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。第94回選抜高校野球大会で代替出場ながら準優勝した滋賀県の近江高の選手らが、地元・彦根市のキャラクター「ひこにゃん」と一緒に写った写真を市の交流サイト(SNS)で使えるかどうかを巡り、混乱が生じたことに言及した。

 日本高野連側はいったん、選手の商業的利用を禁じた日本学生野球憲章に抵触する可能性があるとして掲載を控えるよう求めたが7日、使えると方針を転換した。高野連の井本亘事務局次長は、関係者から撮影状況を聞いた上で商業目的ではないと判断したと説明。インターネット上では、高野連側の当初の判断が批判されていた。

 MCの谷原章介が「SNSに上げるとしても、それでもって自治体が(商業的利用とされるとは)ねえ、例えば広告をつけたりとか、もしくは閲覧数でもって何かお金が入ってくるとかってことでもなければ、自治体が自治体のチームを応援することってどうなんでしょう。悪いんですかね」と聞くと、小室氏は「そこのところは、むしろいいところにきちっと線引きをして積極的に。せっかくゆるキャラってそういうためにつくられているわけですので、むしろPRすべきものについては、ちゃんとできるような態勢にしたいなと思いますし、今こうやってテレビで、ものすごくひこにゃんが流れているわけなので、結果としては大アピールになったかなとは思いますね」と自身の思いを話した。

続きを表示

2022年4月8日のニュース