さんま、ダウンタウン…10万人超配信ライブ 4月に吉本創業110周年特別公演「伝説の一日」

[ 2022年2月28日 04:00 ]

吉本興業の創業110周年を記念した特別公演「伝説の一日」の「さんまの駐在さん」に出演する、(上段左から)明石家さんま、今田耕司、岡村隆史(下段同)月亭八方、間寛平、村上ショージ、ジミー大西
Photo By 提供写真

 吉本興業の創業110周年を記念し、同社のタレントが一堂に会すオールスター公演が開かれる。4月2、3日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われる特別公演「伝説の一日」で、明石家さんま(66)、ダウンタウンら総勢223組315人が出演。オンライン視聴も可能で、1912年の創業から受け継がれてきた笑いを全国へ届ける。

 公演は2、3日ともに4回開かれる。基本は漫才などのネタ見せと吉本新喜劇で構成。新喜劇はGMに就任した間寛平(72)のお披露目公演となる。両日とも4回目の公演は舞台「さんまの駐在さん」で、さんまが80年代にテレビ番組で演じた駐在さんを演じ、今田耕司(55)ナインティナイン岡村隆史(51)らが登場する。

 桂文枝(78)西川きよし(75)中田カウス(72)らベテラン勢をはじめ、ネタ見せでは博多華丸・大吉、千鳥、かまいたちら人気コンビが勢ぞろいする。

 そして目玉のひとつが、3日の3回目公演に出演するダウンタウン。この公演は新喜劇がないため、長尺の企画になるとみられる。どのような形で登場するかは未発表だが、生の舞台はレアなだけに注目の“生ダウンタウン”となりそうだ。

 「伝説の一日」が行われるのは創業100周年の2012年以来、10年ぶり。これだけの出演者がそろうのもそれ以来で、チケットの即完売は必至だ。

 今回はオンラインでも視聴が可能で、吉本関係者から「パンチの利いた企画も実現できれば。何万人が見てくれるのか楽しみ」と期待の声も上がった。吉本は2020年6月にオンラインチケットサービスを開始して以来、200万枚超を販売。お笑いファンにオンラインライブ視聴は定着している。

 過去最多視聴は山里亮太(44)と若林正恭(43)による「たりないふたり」が昨年5月に行ったライブで、5万5300人が視聴した。これを上回ることは間違いないとみられ、お笑いライブ史上初の10万人超えの可能性は十分だ。

 オンライン視聴チケットの価格(税込み)は1公演2400円、1日通し(4公演)で9000円。全国のお笑いファンが爆笑する2日間となりそうだ。

 ≪17年3月以来≫ダウンタウンがNGKの舞台にコンビで立つのは、17年3月に開かれた若手ライブ「よしもとゴールデンアワー」の最終回でMCを務めて以来となる。10年にはTBS「リンカーン」の企画で、NGKでの吉本新喜劇に乱入。コンビでキャイ~ンのあいさつをまねるなどして観客を大喜びさせた。また、松本人志(58)は14~15年に「人志松本のすべらない話」のライブツアーを全国7都市で開催している。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月28日のニュース