西川貴教 歌手を志したきっかけは高校時代にやっていた“フェス”「やっていることは今と変わらない」

[ 2022年2月28日 12:36 ]

歌手の西川貴教
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 歌手・西川貴教(51)が27日、日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。歌手を目指したきっかけについて明かした。

 番組MCの山崎育三郎から「子どもの頃」について聞かれた西川は「両親が共稼ぎだったので、近所に母方のじいちゃんとばあちゃんがいてくれて、ずっと幼稚園から預けられて、音楽なんかもじいちゃんが聞いている『浪曲』とか、そういうのを覚えさせられてましたね。じいちゃんとかがよく戦友会とかがあって、軍歌とか(歌って)『お~お菓子やろう』って言われたりして、そういうのが楽しくて」と歌との出会いを告白。それでも、その時は西川にとって“特別なもの”ではなかったそうで「お風呂で100数える代わりに、全部歌えたらお風呂上げてもらえるとかそんな感じだったから、上手とか下手とか関係なかったですね」と回顧した。

 そんな中、歌に興味を持ったのは中学時代だそうで「中学に入って、バンドを組むことになって、友だち練習の間で何組ができて、何も役柄が決まっていないのが僕と何人かいて。『暇そうだからやってよ』って言われたのがボーカルのきっかけ。『そうか、ギターとかベースとかドラムは楽器を買わないといけないけど、これならタダでできるからいいや!』と思って」と明かした。

 そして「滋賀県でクラブとかライブハウスとかがないんですよ。自分たちで会場を借りて、コンビニでコピー機でチケット作って、ハサミで切って、チケットもぎって売ってとかっていうのでライブやってたんです。何組も…フェスみたい。今は自分で、フェスとかやってますけど、あれと同じようなことを自分たちでその頃からやってたんです」と、今では地元滋賀県・琵琶湖畔で行われるロックフェス「イナズマロックフェス」の主催として知られる西川の原点を告白。「いろいろな高校とかバンドやっていないかって聞いて、大人から子どもまでみんなに声かけて、ずっとやってたんです」と続けた。

 そうした中で「『上手いね!』なんて言ってくれる人がいて…『そうなの?そんな評価今まで受けたことない』。で、盛り上がっちゃって、そこから虜みたいになっちゃいましたね。やっていることは今と変わらない」と振り返った。

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2022年2月28日のニュース