西川貴教 地元・滋賀県への思い「僕をまだいでは県外に出られないような県にしてやります」

[ 2022年2月28日 13:21 ]

歌手の西川貴教
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 歌手・西川貴教(51)が27日、日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。地元・滋賀県への思いを明かす場面があった。

 西川は2008年に滋賀県初となる「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県内初となる大型野外音楽フェスティバル「イナズマロックフェス」を開催するなど、積極的に地元への関わりをもって活動している。

 「141万人がみな家族」とし、「こういうふうに思えたのは(滋賀ふるさと観光大使の)委嘱状をいただいて10年を超えてからぐらい」と西川。「もともと立派なことやりたいとかではなくて、最初は母親が病気をして、どうやったらお袋の面倒がみられるかなと思った時に、仕事作るしかないなと思って。仕事を作れば大手を振って帰れるので、引き受けさせていただいて、どんどんやってた」と振り返った。

 続けて「2017年に母親が亡くなって、目的を失ったというか、その翌年が『イナズマロックフェス』もちょうど10周年で、10年続けてこられたことで役割を1つ終えたんじゃないかなと思えたので、11回目の開催をためらっていた時期があった」と告白した。

 それでも「その時に地元の方が気さくに『また来年も楽しみにしてるし待ってるで!』って言ってくれたり、「頑張ってや!」って言ってくれている方の顔を見て、そうかと、やっている間に自分でどうのこうのっていうものじゃなくなったし、お袋はいなくなったけど、代わりにこれだけ近くに感じられる自分にとって身内みたいに感じられる皆さんがこんなにいてくださるんだってこと、これからも続けていこうっていう思えた」と語った。

 番組では、同県でおなじみのスーパーマーケット「平和堂」のテーマ曲を歌うことになったと発表。「県民のアンセム。あれを歌えない県民はいないと思う。これなんと、ここで初めて言うんですけど…この度、私、平和堂のテーマを歌わせていただくことに。生鮮食料品売り場でずっと流れているんです。呪いのように。それを浴び続けるんです、洗脳です。これを僕はやることになりました」と笑顔。「どんどん前のめりに、滋賀県にめり込んでいってる感じがしますね。うれしいです」とし「僕抜きでは語れない県にしてやろうって、ちょっと前までは『僕なんて!』って思ったけど、僕をまだいでは県外に出られないような県にしてやります」と豪語し、笑わせた。

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2022年2月28日のニュース