漫才コンビ 元「Wモアモア」東城しんさん死去 73歳 解離性大動脈りゅう

[ 2022年2月6日 12:50 ]

東城しんさん(2010年撮影)
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 元漫才コンビ「Wモアモア」の東城しん(とうじょう・しん、本名山下清=やました・きよし)さんが4日午後12時55分、解離性大動脈りゅうのため東京・帝京大学病院で死去した。73歳。熊本県出身。

 落語芸術協会が6日、発表した。葬儀は7日に関係者で執り行われる。喪主は妻の山下千枝子(やました・ちえこ)さん。

 1948年生まれで、70年に東城けんとともに「Wモアモア」を結成。背が高くスマートな二枚目のしんさんとぽっちゃり体型のけんのコンビは結成当初からゴールデンコンビと嘱望され、正統派漫才で活躍した。昨年、コンビを解消。しんさんはピン芸人や司会を主として活動していた。協会によると、相手を否定せず、面倒見の良い性格で先輩後輩男女問わず可愛がられ、慕われた存在だったという。最後の寄席定席出演は2019年8月15日のお江戸上野広小路亭だった。

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