たけし 北京五輪開会式の異例演出に「そういうの許す国だからいいな」 日本は「企画能力ない」「悔しい」

[ 2022年2月6日 09:48 ]

ビートたけし
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 タレントで映画監督のビートたけし(75)が5日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。4日に行われた北京五輪の開会式についてコメントした。

 開会式の総監督は、08年の北京夏季五輪大会に続いて映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏が務めた。定番の聖火台への「点火」ではなく、ステージ中央に置かれた雪の結晶のオブジェの中心にトーチを置くという新しい形で驚かせた。

 開会式をチェックしたか問われたたけしは「俺寝ちゃったんだよ」とポツリ。「でも相変わらず張芸謀とかが関わってていいよね。日本は俺をつまはじきにしやがって。せっかくいいネタがあったのに。俺は歴史に残るようなオリンピックの開会式を言ったのに『最低だ』って言われて」と恨み節がさく裂。「つまはじきにはあってないですよね?」と共演者はフォローしようとしたが「いや、嫌がられたね。その代わりに悪口を徹底的に言ってやったけど。『誰がこんなばかなことやったんだ』って」と笑わせた。

 聖火の異例の演出に触れると「あのアイデアをやらせてくれるんだったら、俺は聖火台自体をロボットが運んできてしゃがんだところが聖火になるっていうのをいいんじゃないかなと思って。そういうのを許すような国だからいいなと思うね」と羨望(せんぼう)の眼差し。「日本は聖火台に火をつけないといけないとか、そこばっかり頭に入ってて。日本は企画能力がないから『必ず火をつけてくれ』って。悔しい、ちくしょー。フランスのオリンピック頼んでみようかな、『俺にやらせろ』って」と、たけし節が止まらなかった。

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2022年2月6日のニュース